リハビリを必要とされている方へ

ずっと前からリハビリを必要とされている方に向けて書こうと思ってきた事を書くことにします。いつも書いてますが、必ず専門とされている医療機関を受診されている方を前提としていますのでご了承下さい。

リハビリが必要になる理由は、色々あると思いますが大きく分けて外傷、怪我や交通事故等により起きるものと循環器等の疾患により起きたものや複合されたものなどがあるでしょう。細かい事は、医療の範疇になるので書けませんが取り組む姿勢であるとか少し先に明かりを見出せるような事を書けたら良いなと思っています。リハビリを必要になる時は、これから先どうなっていくのか不安のどん底にいる場合が多いのではないでしょうか。私は10年ほど前手術後、原因不明の後遺症で両脚が麻痺して歩けなくなった経験があり、そこから自力で何とか歩けるようにしたのでその時の事も交えて書きます。

誤解のないように書いておきますと、大学病院に入院していたので他の専門の科を受診しましたが酷い診察で諦めて自分でやろうと決心。麻痺した足の感覚を検査するのに水性ボールペンでつっつかれて私の太ももにボールペンで書かれた星座が出現😵後から専用の器具が出てきましたが時すでに遅し・・・まともに歩けないので松葉杖を借りられるか聞くと貸しても良いけれど後から返しに来るようにと言われて、😨そりゃ借りたものは返しますが、何もねぇ。もういい、自分で治すんだと決意。まあ、長年ヒーリングやら癒しをライフワークにしてきてたので今こそ、その経験を使わなければと。私の経験談は、これ位にして。

リハビリが必要になりやり始めた時に、一番酷かった時と常に比べる事が大事だと思ってます。どうしても人は、ピンシャンの時と思うように動かなくなった姿を比べてしまう傾向があるようです。そしてその落差に愕然として、事態を受け入れるのが難しくなるようです。奈落の底に落ちてしまったような感じだと思います。普通に自分の思い通りに身体を動かせていたのが、急に自分の体が自分のものではなくなってしまったようになるのですから。少しすると身体が不自由になってしまったらどうすれば良いのか、自分の知っている知識を引っ張り出して考えるようになります。大体、先に希望を持てる方はいないでしょう。少し時間が経って落ち着いてくれば変わる事もありますが、大体は悲観される事が殆どです。その時に、自分の目標を何処に置くのか、最終的に以前のように思い通りに身体を動かせるようになるのを目指すのは大切ですが傷ついた身体を癒していくのは泥臭い事の連続になります。心にも身体にも痛みを伴うので常に一番酷かった時と比べて紙一枚でも軽くなったら喜びを感じる事がとても重要になるのです。どのような酷い状況でも、希望を持つことが出来れば何とか乗り越えていけると言う事です。

リハビリをやっていく上で一番大切なのは、自分の身体の声を聞くことだと思います。こればかりは、どんな名医でも本人にしか聞けない事なので。リハビリをやっていると、必ず微かですが変化を感じます。自分で治す力がリハビリにより活性化されていけば必ず変化が起き、その時に本人にしか分からない快方へ向かう兆しを感じ取る事が出来ればその後は、スムーズにリハビリが進む事が多いようです。人は、改善していったり進歩している感覚を味わう事が出来れば意欲が出てくるので、ヒーラーとして一番心を砕くのは如何にしてそこまで導くかなのです。

父が脳梗塞を起こして体の自由が利かなくなった時に、いち早くソフトなボールや使い捨ての注射器(勿論針無しのね)紐等をリハビリの為に渡しました。因みに、父は獣医でしたから動物にまた注射や外科手術が出来るようにと思ってのリハビリグッズ選びをしました。とても負けず嫌いな性格で一度自分で決めたらやり抜くタイプなので、ある意味挑発したわけです。すると、私の顔を見て「お前は、俺がまたこれを使えるようになると思っているのか?」と即聞いてきました。「思わなければ、持って来ん」と一言短く返答。それからは、一人でリハビリに励み見事、社会復帰しました。先ごろ亡くなりましたが、脳梗塞だけで6,7回はやってまして、その都度それなりに回復してましたから脳梗塞になっても簡単に諦めては勿体ないですよ。因みに、脳の3分の1が機能してないとMRIを撮って言われていたのがそこのところに新しいシナプスらしきものがいつのまにか出来ていたのでトライしてみる価値はあります。

さて外傷からリハビリが必要になった場合、損傷の程度により考え方も変わってくるように感じてます。酷いダメージを受けた場合、身体を動かす事自体が難しくなりますから少しずつでも体位を寝た状態から起き上がれるように段階を追っていく。出来るだけ早くに全体を少しでも動かせるようにする事が大事です。父の時も、リハビリのスタートが早すぎると言われましたが本人が判断出来ると思い好きにして貰いました。基本は、怪我をしてから出来るだけ早くリハビリをスタートさせるのがベストです。勿論、命に係わる事を優先させた後の話ですが。

大きく身体全体を動かせると、他の部位も少しずつ動かせるようになっていきますから段々と範囲を広げていく、その繰り返しです。動かすと血流が良くなりますから治癒力が上がりますし、人間も動物ですから動かさないと直ぐに能力が廃れていきます。余り長い時間放置しますと、伸び切ったゴムのようになってしまうイメージです。でも、人間の身体は凄くて自ら治る力を秘めています。その力をどうやって引っ張り出すか、それもヒーラーとして大切な仕事だと思ってますし、必ずあると確信してます。(今迄、やってきた経験からね)

リハビリに関しては、やったらやっただけの事は必ずあります。だから絶対出来る事をやり尽くすまで諦めないで下さい。それから盆栽のように急いで枝ぶりを整えようとすると取り返しのつかない事になったりしますから焦らない事です。一つ一つ積み重ねていく事で治癒の道が開けてきます。周りにリハビリが必要な方がいらしたらどうか年齢を口実にしたりリハビリの苦痛から取り組む前に諦めてしまのが勿体ない事をお話しして下さい。スタートする時期を見誤りますと、後戻りが難しくなるので。必要な方に届きますように祈ってます。少しでもお役に立てたら幸いです。